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【突撃取材】北海道の有限会社大道開発さん

第10回になりました、不動産屋さん、業者さんを取材する「突撃取材レポート」。今回は、更に北上、北海道ですよ~! 今のこの夏の時期、涼しくて、一番いいときじゃないでしょうか? 北海道川上郡弟子屈(てしかが)町の、温泉掘削と温泉付分譲地を専門とされている、有限会社大道開発さんより、インターネット担当の、加藤憲二さんにお話しを伺います。

--------編集部
今日は、どうぞ宜しくお願いいたします。北海道と言うと、わたしの母親が、穂別(恐竜の化石が出た町)、父親は歌志内の神威というところの生まれです。なので、高校生までは夏休みの度に北海道に行って親戚の家を回りましたが、社会人になってからは、行ってないんです。また、社員旅行や遊びで、昭和新山、摩周湖(霧が綺麗に晴れて天気も良い時で爽快でした!おかげで霧の摩周湖はまだお目にかかってません・笑)阿寒湖、神威岬、札幌、小樽、登別温泉、支笏湖、網走、函館などには行ったことがありますが、北海道は、なんといっても、でっかいどう!大道開発さんのある、弟子屈(てしかが)町とは、どんなところなんでしょうか?弟子屈町の特徴など、お聞かせ下さい。


(会社の看板は無いそうですが、こちらが大道開発さん。可愛い建物です!*)

--------有限会社大道開発・加藤 憲二さん(以下、加藤さん)
弟子屈(てしかが)町は各地域の田舎と同様、人口減少が進む人口9000人前後の田舎町です。観光では有名なのが「霧の摩周湖」。屈斜路湖も有名でしょうか。温泉場としては川湯温泉がありますが、知床世界遺産と阿寒湖の中間にあることも影響してか通過型の観光地になり、宿泊客も減少の一途を辿っています。あと目につくようなものはほとんどありません。まあ、逆に言えば他はほとんど自然ばかりと言った所です。つい最近ニュースになった違法伐採がされるくらい自然しか無いといえますでしょうか。

そんな中、弟子屈町も最近から移住者誘致の企画を始め、移住体験ツアーなどを年に数回やっています。このツアーでは実際に移住した方のご自宅に訪問して生の話を聞いたりするのですが、この訪れる先の先輩移住者のほぼ全て、弟子屈町への内地からの移住者の大半が大道開発のお客様です。弊社では、自社の土地に自社で温泉を掘削するので格安で温泉付き土地を販売できるメリットを生かして多くの移住者の皆さんに喜ばれています。


(硫黄山をバックに摩周湖外輪山へのホーストレッキングの一場面)

実生活では、やはりみなさん、冬の寒さや雪の事を心配されますが、道東は比較的雪の少ない地方で、今の家では屋根の雪下しをすることはありませんので他の地域と比べると格段に冬の生活は楽だと思います。もちろん屋根から落ちた雪など家の周りの除雪はする必要がありますが、高齢化の進む昨今、屋根の雪下ろしと言う重労働がないのは大きなポイントだと思います。また、定住していれば、道(私道でも)の除雪は原則町で行ってくれますので、これも大きなポイントでしょう。

但し、財政が厳しい近年は、除雪の頻度が減ったり、丁寧さがなくなり短時間で済ませる状況になってきています。今後更に状況的には悪くなるような気がします。個人的に除雪は、私の場合は仕事の終わった夜にやることが多いですね。もちろん毎日ではありませんが、降る度に除雪は必要ですね。まとめてでも良いのですが、やはり、積もり立ての軽い雪の方が楽です。北海道では「雪かき」とは言わず「雪撥ね」と言います。文字どおり雪がさらさらで軽いので撥ね飛ばすのでそう呼ばれるのでしょう。

自然相手の遊びはいろりろあります。メインは釧路川のカヌーでしょうか。私も弟子屈に移住したあとにカヌー工房で手作りカヌーを作り、夏に内地から友達などが来ると一緒に屈斜路湖や釧路川でカヌーを楽しんでいます。ただ乗るだけでは面白く無いので時たま「沈」めて遊ぶ事も・・・(ただ単に操船に失敗したとも言いますが・・・)。

ホーストレッキングも自然を満喫できますね。川湯から摩周湖の外輪山に登る往復4時間のツアーがあるのですが、なかなかの物です。牧草地を横切り、摩周岳の裾野の原生林の中を馬の背に揺られながら登っていく。観光客のまったくいない摩周湖を眺めながらのおにぎりは格別です。
冬にはやっぱりスキーですかね。町内にスキー場があるので、渋滞なんて無関係。まあ、その分小さいスキー場ではありますが、十分楽しめます。個人的にはスノーモービルで牧草地をかっとばすのも好きです。


(社員専用温泉。自噴のアルカリ性温泉で、お肌つるつるです。泉温が57℃前後あり、源泉100%では暑くて入れませんので、これも自噴の水井戸の水でうめています。この水が摩周湖の伏流水でとても美味しい冷たい水です。自噴の温泉は道内でも数少ないものです)

--------編集部
う~ん! 頂いたお写真など見ながら今のお話を聞いてると、ほんと、うっとりしてしまいます! 加藤さんのお家や社長さんのお家も温泉つきなんですか?

--------加藤さん
会社には社員専用の温泉があり、いつでも只で利用できるのがいいですね。ちなみに、もちろん社長の自宅は温泉付きです。事務所も温泉熱による床暖房です。私の家は残念ながら温泉無しです。やはり安いとは言え坪単価は温泉があると高いですから・・・。

温泉のある暮らし、やっぱり自宅で年中温泉に入れるのは魅力ですよね。一般的には出かけて入るのが普通ですから。それが、北海道の自然の中で、しかもどこにも行かずに温泉が楽しめる、究極の贅沢だと思いますよ。
弊社の温泉では加温している所はありませんので、湧かす経費も削減されます。温泉を暖房に使う事は許可していませんが、燃料費が天井知らずの昨今、家計的には大いに助かるのではないでしょうか。

--------編集部
自宅に温泉があったら、最高ですよ~! でも、北海道と聞くと、とにかく寒い! 暖房費がかさむのではという余計な心配をしてしまいます。実際に暮らしていて、やはり寒いのでしょうか?

--------加藤さん
気温的には、やはり寒いですね。真冬なら氷点下20℃も普通ですから。しかし、最近の住宅は高断熱・高気密住宅が普通ですから、家の中は快適ですよ。私も東京で暮らしていましたが、冬は東京の家の方が寒かった気がします。もちろん古い家でしたが。

暖房費はある程度覚悟した方がいいですね。特に燃料費の上がっている今は。我が家は古い効率の悪い床暖房なので今年の冬の暖房費が少し心配です。北海道の冬でも家の中はTシャツだ!なんて良く聞きますが、東京の冬、家の中でも長袖にセーターが普通の生活をしていた人間にとってはTシャツで過ごそうなんて考えられません。うちの場合は、床暖房を低い温度設定にして、ピンポイントで必要な部屋(居間など)だけストーブを焚いてしのぎます。


 (摩周湖の外輪山から眺める雄阿寒岳方面)
 
田舎暮らしで薪ストーブと言う方も多くいらっしゃいますが、私的には、薪ストーブを主暖房にするのはお薦めしません。薪ストーブはサブ的に使うか、雰囲気作りに使う程度の方が良いと思います。毎年の薪作りが結構な重労働です。体力のあるうちはいいのですが、年をとって体力がなくなった時のことを考えるとあまりお薦めはできません。

--------編集部
北海道に住む以上、避けて通れない寒さと暖房と雪。でも、高断熱・高気密住の住宅機能、改めて重要なんだなと実感しました。
加藤さんは、インターネット担当ということですが、加藤さんが思う、不動産業者のよりよいHPについて、お聞かせ下さい。

--------加藤さん
私の場合、まず作りはじめに考えたのが、余分な広告は一切入れたく無い、ということ。なのでボタンやら全てのパーツは自分で作りました。できるだけシンプルに…のはずだったのですが、あれもやりたい、これもやりたい、あれも載せろ、これも載せろ等々で結構ページが増えてしまいました。

本来は物件がメインなのですが、物件以外の弟子屈の実際をできるだけ紹介しようと勤めています。と、言っても「あにまる絵日記」などは完全に趣味のページですね。当社の場合、対象は移住者がほとんどですので、移住者である私の目から見た北海道を紹介できればと考えつくりました。北海道と内地の違いが面白おかしく紹介できていると思っています。実際に見る事ができた動植物達ですので紹介兼自慢(?)のページです。あにまる絵日記のおかげでテンの写真が図鑑に採用されたこともあったんですよ。

--------編集部
そうだったんですか* 「あにまる絵日記」では、テンや鹿などの写真が、可愛いですし、方言や生活習慣のページも面白かったです。 こういうページがあると、興味がぐっと増しますし、弟子屈町を知っていただき、楽しめる有効的な近道だと思います。

--------加藤さん
ライブカメラなどは社長のアイディアなのですが、冬の雪の季節は結構見てもらえています。リアルの弟子屈が見れるのがいいですね。本当はもっと高い位置に設置すれば景色的に面白くなるのですが、その分、野鳥のエサ台などで楽しんでもらえたらと思います。
情報は素早く! 自社で制作・管理を全てやっているので、新しい情報のアップもすぐ出来ますし、最近では、更新の情報を希望者にいち早くメールでお知らせするなど、新鮮なものは新鮮なうちにをこころがけています。本当は物件の検索ができる様にしたいとは思うのですが、いかんせん私の技術力ではそこまでいきません。そんな力不足を「物件早見表」を作って補っているのですが・・・不動産業者のよりよいHPですか? 「シンプル イズ ベスト」が良いと思うのですが。

--------編集部
加藤さん、お写真、お上手ですよね。今回送って頂いたお写真、どれも素敵で* それでは、不動産についての質問をさせて頂きますね。大道開発さんでは、新築住宅などのご案内の際、気をつけられていることなど、ございますか?

--------加藤さん
良いことより悪い事を言うようにしています。物件の良い面はひとまず置いておいて、悪い面からチェックする。悪い面が妥協できる範囲内であれば良い面に目を向ける。お客様は、自分の希望条件に優先順位をハッキリとつけ、妥協できるラインを明確にさせておくことが重要だと思います。

不動産業界では、売主での中古住宅販売が厳しすぎるように感じます。田舎業者の扱う田舎の中古住宅の多くは古く、当然のようにあまり手入れが出来ない、手入れをしていない状態が多いです。いろいろ不具合が見える所、見えない所ありますが、私達はそれを含めた価格設定をいたしますが、お客様は価格は安く、建物は新築同様の完璧さを求める傾向があります。ひとつひとつ逐一全部に瑕疵担保責任を問われてしまうと、田舎の中古住宅を売主として販売することは、ほぼ不可能に近い形になってしまうかもしれません。


 (摩周湖外輪山ホーストレッキングで。外輪山で摩周湖をバックに)

非常に難しい問題ではありますが、ひとつひとつ、誤解や行き違いの無いようにご納得頂ける様、取り組むしかないと思っています。弊社では、社長のご子息が弟子屈で1級建築士事務所をやっていますので、中古住宅のご案内時には、お客様からのご希望があれば同行してもらっています。

--------編集部
そういえば、加藤さんの、大道開発さんに就職した、不動産屋さんで働くきっかけ、というのは、そもそも、なんだったんでしょうか?

--------加藤さん
父親と共有で土地を買ったのが、今働いている大道開発からなんです。不動産業界とまったく縁のなかった私は、大道開発で働く考えはありませんでした。当時、勤めていた会社と反りがあわなくなっていて、仕事が見つかれば家を建てて一緒に移住しようと考え、弟子屈に職探しに来た時に、大道開発に立ち寄り、社長に挨拶したのです。

後日、弟子屈で買った求人誌で大道開発のアルバイト募集記事を見つけました。挨拶の時には、大道開発の求人の話は知りませんでしたので、驚きました。その仕事と言うのが宅建業とは関係のないPCオペレーター募集で週に2~3日の求人だったんです。

前職は製版業界でコンピューターのオペレーター(合成や修正など)をしていた関係で、マッキントッシュも触っており、大道開発が導入したパソコンもMacという事もあり、これは何かの縁と勝手に決めつけて、大道開発の社長に「Macなら触れます。雑誌等にだす広告も自社でできるようになります。」また、当時はインターネットが今程普及する前の始まりの時期で、「自社のホームページも作りましょう」等々、アルバイト求人だったのを正社員として雇ってもらったのが始まりです。私の出来る仕事がちょうど求人で出ていたというタイミングで社長に私の出来る事を売り込んだ結果、働けることになった。でも、実際は社長の人の良さで雇ってもらったと言う方が現実だと思います。


(スノーモービルで引っ張ってもらい、刺激的に爆走)

--------編集部
そうだったんですか~* 勢いのあるセールスアピールが伝わったんですね~! 絶妙な偶然ですね!

--------加藤さん
そうなんです。田舎ではなかなか仕事はありません。それが今までの延長線上の仕事となると更に狭き門になり、しかも勤務場所が家から近いとなればほとんど見つける事は不可能です。それがこんな好条件で見つかったとなれば、より好みしている余裕はありません、給料や待遇面で文句なんか言っていられません。当時は、トラックの運転手でも出来ればと、大型の免許を取得したくらいですから。前職の延長線上の仕事ができる事と、当時先端のインターネットも出来る事。この魅力は大きかった。。

--------編集部
うわ~。ありがたいですねえ。実際、働いてみて、今日まで、どうですか?後輩の方の教育などは?

--------加藤さん
すごく楽しいですよ。今の会社は自由があるので好きですね。自分の仕事を自分のペースでできるし、9割方の内容は自分で決めれる。残業もないので楽。残業は自由意志でするので、仕事の配分を考え、する必要がなければする必要がないし、上司(社長)から残業を強制されることもありませんし。仕事が片付かないで困るのは自分だし、代わりにやってくれる人がいないので、全て自分にかえってくるので残業は自分次第。前の会社では考えられなかった。
まあ、前の会社では残業代は出ましたけど(苦笑)毎年1~2回位ある強制宿直も好きですよ。まあ、単に地吹雪で帰れなくなるだけなんですが・・・この時ばかりは事務所に温泉がないのが恨めしいですね。

後輩ですか。嫁さんになってくれる後輩でしたら大歓迎なのですが(笑)これは冗談半分・本気半分です。一度教えた事について、2度目からはまず自分で考えさせる。聞いて来てもまずは自分で考え、やらせる。間違えても何も言わない。回復不可能な間違いをしそうな場合は注意する。そんなふうに、自分で考える力を養っていってもらいたいですね。


 (大道開発さんのロゴにも使っている草原)

--------編集部
なるほどお。加藤さんの後ろにいらっしゃる社長さんや、温泉、弟子屈町の自然が浮かんでくるようでした。大道開発の加藤憲二さん、このたびは、どうもありがとうございました!それでは、最後に、読んで下さってる皆さんへメッセージをどうぞ!

--------加藤さん
弟子屈(てしかが)町にあります、有限会社大道開発では、屈斜路湖、摩周湖など、北海道の大自然を満喫できる温泉付き住宅や土地、広大な物件、池があり川が流れる土地など、田舎暮らしに適したいろいろなタイプの物件をご紹介できます。
だれにでもいいという八方美人な土地はありません。人それぞれ求めるものは違います。だからこそ、それぞれの希望に答えられる土地をご紹介できればと思っています。

雄大な自然、豊富な温泉とすばらしい地下水も魅力のひとつですが、北海道、ことに東部・北部は冬が厳しいのは現実ですが、北海道で開発された高断熱・高気密の建物は、まったく従来の考えを一掃するもので、家の中はどこも暖かく、本州から移住された人も“冬こそ北海道”と言っていただける位です。皆さまのご希望にかなった土地・物件をお探し致します。お気軽にご相談下さい。

有限会社大道開発さんのサイト

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