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2012年3月

不動産業者だって、落ち込みます?

先週、
●不動産業者とお客様のキャッチボール
 http://report.buyers-agent.or.jp/2012/03/post-28cf.html
をUPしましたところ、
「やはり不動産の世界も人間関係が一番難しい。ともかく業者側は誠実に、そして面倒臭がらないというのが基本ですね」
というご意見を頂戴し、そのシンプルかつ奥の深さに考えさせられました。

これは、業者さんは勿論、お客さんになる側も、面倒くさがるのはNGです。誰かが何とかしてくれる(いち言えば、100、業者さんがやってくれる、また、それが当たり前)わけではありません。自分がわかっているつもりになっていても、相手には全く通じていないことが多いです。ですから、決め付けずに、面倒くさがらず、ひとつひとつ、確認を取り合うことが重要だと思います。

さて、今回は、不動産業者に資料請求した場合の注意点、私の体験談をまとめました。
過去、何度か、不動産の売買情報をインターネットで検索し、良さそうな物件があれば、FAXとメールで問い合わせをしたことがあります。これは、今すぐ買いたい、買い換えたい、売りたい!ではありません。緊急性はありませんが、もしご縁があれば・・・という状況で、です。

だいたい、4,5件、FAXしますが、まず、返事が来ません(笑)
最初は驚きましたが、今は、そんなもんだと慣れました(笑)普通、直接電話するでしょう。皆さんは、ほんとに欲しい、気になる物件であれば、FAX、メールを送ったと同時に、電話をしたほうが良いと思います。送ったよ、見てね!ちゃんと届いていますか?と、気づいていただくためにも、確実な方法です。

私は、希望がかなり細かく限定されているので、その条件や範囲内でなければ難しく、電話よりも先に資料を拝見させていただければ、断るのも進めるのも早いのです。ですから、電話は一切せずに、FAX&メールだけでのやりとりになります。
このような場合、不動産業者側も、ほんとに欲しければ電話してくるだろう、急ぎじゃないと思うのか、FAXの返事が重要視されないようです。なので、私のFAXに対して、1,2業者、返事がくればいいほうです。

大手の不動産業者さんは、マニュアルがしっかりしてるので、すぐに返事が来ます。
対して、ちょっと地方だと、FAXに対して、まったく返事が来ません。見てないんじゃないか?と思うほど。大らか、のんびりなのか、売り急いでいないというか、売る気が無いのか、高く買ってくれる人しか返事しない割り切ったご商売なのか・・・。

参考にするのは、物件自体の情報だけでなく、実際の不動産業者のサイトも確認します。サイトを更新しているのか、いないのか。していない、必要最低限の情報だけの一枚ページであっても、返事が来る不動産業者さんもいますが、作ったっきり、ほっぽりっぱなしのサイトは、返事も来ないほうが多いですね。
こういう、返事が来ない業者さんは、100パーセントではないにしても、ひとつの判断材料、見極めとして、ご縁がなかったと、お願いできる業者さんじゃなかったと、すっぱり諦めると気持ちも楽になります。

で、ある時、資料請求のFAXを送って、返事が来ましたが、残念ながら、望むような状態ではなかったので、丁重に理由などを書いてメールでお返事しました。すると、ネットで資料送付を依頼されて送っても、それきり音信普通のケースが多いだけに、今回、お取引には至らなかったものの、丁寧なお返事を賜り、非常に嬉しいメールをありがとうございました。といった内容が返ってきたのでした。

きっと、返信したのに、ぱったり連絡が無くて、意気消沈したことがあるのでしょう。一瞬で想像できました(笑) 私は、この、とても簡潔で、かつ、気持ちがわかる内容に、人間としての誠実さ、親近感を感じましたね!今すぐとはいかないけれど、何かあれば、お願いしたいなと思った、気持ちの良い業者さんでした☆

やっぱり、なんでFAX送ったのに、返事来ないの?と不思議に思う私達と同様に、不動産業者も、なんで返事送ったのに、その後連絡が来ないの?と困る、不安になることも多いようです。そのため、FAXやメールでのやりとりに、躊躇する、わずらわしいと感じ、積極的になれない不動産業者さんも多いのかもしれません。

どの立場にあっても、相手を不安がらせてはいけないと思います。資料請求したけれど、思っていたのと違った場合、断ったら、不快に思わせてしまう、怒らせるんじゃないか、申し訳ないと勘違いして、そのまま返事をしないパターンが多いように思います。気持ちはわからなくもないですが、誤解や期待を与えっぱなしでフェードアウトすることになりますので、相手にとっては、次に進めず、より迷惑と感じる場合があります。
不動産業者は、物件について調べたり応えるのは仕事であり、毎回、問い合わせが契約に繋がることは無いことは、当然、理解していますから、心配しなくて大丈夫です。その分、自分達が何を望んでいるのか、どこからは範囲外なのか、自分達の言い分は、率直に伝えて良いと思います。

インターネットで気軽に、手軽に、情報を収集できる、直接、顔が見えない、だからこそ、お客さんになる側も、
●訊いたら訊きっぱなし
ではなく、丁寧に対応して頂いたなと思う場合は、断るにしても、お願いするにしても、けじめとして、最低限の「お忙しい中、お時間を割いて調べていただき、ありがとうございました」のお礼の気持ち、を伝えることを忘れないようにしなければと思います。

不動産業者とお客様のキャッチボール

最近、寄せられる不動産相談を読んでいて感じるのは、悪質な業者による詐欺まがいのトラブルというよりも、業者と利用する側の方(借主、買主など)の間の、不動産というより、人と人同士の間の、もっと日常的な、最初は些細な、ちょっとした行き違い、すり合わせ不足から、不動産という特性上、段階を踏んでいく中で、事態が大きくなってトラブルになっている可能性が大きいような気がしてなりません。

この三月、四月は、卒業入学、転勤等、新居への引越し、入居に際してのトラブル、相談が、特に増える時期です。そこで、よくあるトラブルに陥らないための、注意点をまとめておこうと思います。(借りる方=買う方も同様でお読みください)

引越しというのは、生活が変わる一大イベントであり、お金もかかるし、タイムリミットもあるとなれば、誰であっても、気持ちが高揚し、平常で、落ち着いた判断ができないことも多いです。
そのような中で、部屋の内見ができぬまま、言われるまま、予約金、手付け金を払ったり、必要書類や、支払う費用の明細、重要事項説明の有無など不明瞭なまま進み、最終的に納得がいかない状況までいってキャンセル。キャンセルとなれば払ったお金はどうなるのかなど、借主側の精神的、金銭的負担が大きくなる場合があります。

借りる方、買う方は、不動産業者が説明してくれるはず、間違うことは無いと思い込んで、自分から質問したり不安や不明点があっても訊かない、説明を催促することなく、曖昧なまま進めてしまうことが多いです。あとになって「実は、こうだと思っていた」と「業者に騙された気分」となり、認識のずれが発覚します。
また、自分の予定や要望を、前もってしっかり伝えているようで伝わっていないことが多く、自分の都合を優先してもらえなければ、自然と、不信感を抱く結果になります。
これは、不動産業者に伝わっていないと、そもそも、業者のほうで便宜をはかれませんので、希望があるのであれば、遠慮せずに、臆することなく、毅然と、どのくらい大事で優先したい事項なのかを、伝わるように説明していく必要があると思います。だって、お金を払って借りる、買うのは、誰でもない、自分なのですよ。

不動産業者の皆さんは、借主の要望に応じられるか否か、きちんとその都度、ひとつひとつ、理由や根拠を説明していく姿勢が大事だと感じます。
目の前に居るお客様と、しっかり意志の疎通、連携がはかれているかを常に振り返ること。自分(自社)の都合も当然あるとは思いますが、借主が、何を希望していて、どこまで納得していて、何がわかっていないか、きちんと伝わっているか、勘違いされていないか、要所要所で、確認し、明確に明瞭にする。怠れば、自分や自社にクレームとなって返って来る可能性がありますし、その小さな積み重ねによって、信頼に繋がる、導かれる結果になるのですから、慎重に慎重を重ねても、まだ足りないくらいが調度良いと思います。
借りる方も、同じように、気になった時点で、早め早めに、率直に、不動産業者に確認する。意思表示することが重要でしょう。

人は間違うこともありますし、勘違いすることもあります。聞いているようで聞いていない、わかっているようでわかっていないことは多いです。お互い様な部分でもありますので、小さなうちに、早くその行き違いに気づいて、感情的に引きずらず、柔軟に、ではどうしていくのか、どういう方法があるのか、どこまでが許容範囲なのか、臨機応変に補正していく、その都度対処していく心がけが何より大切だと思います。

結局のところ、キャッチボールみたいなものと思えば、わかりやすいでしょうか。
お金を払ってお願いした以上、その業者を選んだのは、自分であるということです。相手がとってくれない、投げてくれない場合は、とれるようなボールを投げるか、近づくか遠ざかるか、こうして欲しいと要望を伝えて相手にも動いてもらう、ふたりが協力して改善していくことで、適切な状態を作り上げる努力をしていくしかありません。

もちろん、これは、業者がお客様を相手にする時も同様でしょう。こちらの言い分をきくのが当たり前と、ふんぞり返っていると、相手は間違いなく背を向け去っていきます。お客様の要望を訊いた上で、譲歩しあうことも時には最善に繋がります。

互いに気持ち良く、なすべき事(引越し&仕事)が出来るよう、相手任せにせず、自分もしっかりしようと自立した意識があれば、トラブルを未然に防げる第一歩になるのではないかなと思います。