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  • http://book.buyers-agent.or.jp/

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不動産業者だって、落ち込みます?

先週、
●不動産業者とお客様のキャッチボール
 http://report.buyers-agent.or.jp/2012/03/post-28cf.html
をUPしましたところ、
「やはり不動産の世界も人間関係が一番難しい。ともかく業者側は誠実に、そして面倒臭がらないというのが基本ですね」
というご意見を頂戴し、そのシンプルかつ奥の深さに考えさせられました。

これは、業者さんは勿論、お客さんになる側も、面倒くさがるのはNGです。誰かが何とかしてくれる(いち言えば、100、業者さんがやってくれる、また、それが当たり前)わけではありません。自分がわかっているつもりになっていても、相手には全く通じていないことが多いです。ですから、決め付けずに、面倒くさがらず、ひとつひとつ、確認を取り合うことが重要だと思います。

さて、今回は、不動産業者に資料請求した場合の注意点、私の体験談をまとめました。
過去、何度か、不動産の売買情報をインターネットで検索し、良さそうな物件があれば、FAXとメールで問い合わせをしたことがあります。これは、今すぐ買いたい、買い換えたい、売りたい!ではありません。緊急性はありませんが、もしご縁があれば・・・という状況で、です。

だいたい、4,5件、FAXしますが、まず、返事が来ません(笑)
最初は驚きましたが、今は、そんなもんだと慣れました(笑)普通、直接電話するでしょう。皆さんは、ほんとに欲しい、気になる物件であれば、FAX、メールを送ったと同時に、電話をしたほうが良いと思います。送ったよ、見てね!ちゃんと届いていますか?と、気づいていただくためにも、確実な方法です。

私は、希望がかなり細かく限定されているので、その条件や範囲内でなければ難しく、電話よりも先に資料を拝見させていただければ、断るのも進めるのも早いのです。ですから、電話は一切せずに、FAX&メールだけでのやりとりになります。
このような場合、不動産業者側も、ほんとに欲しければ電話してくるだろう、急ぎじゃないと思うのか、FAXの返事が重要視されないようです。なので、私のFAXに対して、1,2業者、返事がくればいいほうです。

大手の不動産業者さんは、マニュアルがしっかりしてるので、すぐに返事が来ます。
対して、ちょっと地方だと、FAXに対して、まったく返事が来ません。見てないんじゃないか?と思うほど。大らか、のんびりなのか、売り急いでいないというか、売る気が無いのか、高く買ってくれる人しか返事しない割り切ったご商売なのか・・・。

参考にするのは、物件自体の情報だけでなく、実際の不動産業者のサイトも確認します。サイトを更新しているのか、いないのか。していない、必要最低限の情報だけの一枚ページであっても、返事が来る不動産業者さんもいますが、作ったっきり、ほっぽりっぱなしのサイトは、返事も来ないほうが多いですね。
こういう、返事が来ない業者さんは、100パーセントではないにしても、ひとつの判断材料、見極めとして、ご縁がなかったと、お願いできる業者さんじゃなかったと、すっぱり諦めると気持ちも楽になります。

で、ある時、資料請求のFAXを送って、返事が来ましたが、残念ながら、望むような状態ではなかったので、丁重に理由などを書いてメールでお返事しました。すると、ネットで資料送付を依頼されて送っても、それきり音信普通のケースが多いだけに、今回、お取引には至らなかったものの、丁寧なお返事を賜り、非常に嬉しいメールをありがとうございました。といった内容が返ってきたのでした。

きっと、返信したのに、ぱったり連絡が無くて、意気消沈したことがあるのでしょう。一瞬で想像できました(笑) 私は、この、とても簡潔で、かつ、気持ちがわかる内容に、人間としての誠実さ、親近感を感じましたね!今すぐとはいかないけれど、何かあれば、お願いしたいなと思った、気持ちの良い業者さんでした☆

やっぱり、なんでFAX送ったのに、返事来ないの?と不思議に思う私達と同様に、不動産業者も、なんで返事送ったのに、その後連絡が来ないの?と困る、不安になることも多いようです。そのため、FAXやメールでのやりとりに、躊躇する、わずらわしいと感じ、積極的になれない不動産業者さんも多いのかもしれません。

どの立場にあっても、相手を不安がらせてはいけないと思います。資料請求したけれど、思っていたのと違った場合、断ったら、不快に思わせてしまう、怒らせるんじゃないか、申し訳ないと勘違いして、そのまま返事をしないパターンが多いように思います。気持ちはわからなくもないですが、誤解や期待を与えっぱなしでフェードアウトすることになりますので、相手にとっては、次に進めず、より迷惑と感じる場合があります。
不動産業者は、物件について調べたり応えるのは仕事であり、毎回、問い合わせが契約に繋がることは無いことは、当然、理解していますから、心配しなくて大丈夫です。その分、自分達が何を望んでいるのか、どこからは範囲外なのか、自分達の言い分は、率直に伝えて良いと思います。

インターネットで気軽に、手軽に、情報を収集できる、直接、顔が見えない、だからこそ、お客さんになる側も、
●訊いたら訊きっぱなし
ではなく、丁寧に対応して頂いたなと思う場合は、断るにしても、お願いするにしても、けじめとして、最低限の「お忙しい中、お時間を割いて調べていただき、ありがとうございました」のお礼の気持ち、を伝えることを忘れないようにしなければと思います。

不動産業者とお客様のキャッチボール

最近、寄せられる不動産相談を読んでいて感じるのは、悪質な業者による詐欺まがいのトラブルというよりも、業者と利用する側の方(借主、買主など)の間の、不動産というより、人と人同士の間の、もっと日常的な、最初は些細な、ちょっとした行き違い、すり合わせ不足から、不動産という特性上、段階を踏んでいく中で、事態が大きくなってトラブルになっている可能性が大きいような気がしてなりません。

この三月、四月は、卒業入学、転勤等、新居への引越し、入居に際してのトラブル、相談が、特に増える時期です。そこで、よくあるトラブルに陥らないための、注意点をまとめておこうと思います。(借りる方=買う方も同様でお読みください)

引越しというのは、生活が変わる一大イベントであり、お金もかかるし、タイムリミットもあるとなれば、誰であっても、気持ちが高揚し、平常で、落ち着いた判断ができないことも多いです。
そのような中で、部屋の内見ができぬまま、言われるまま、予約金、手付け金を払ったり、必要書類や、支払う費用の明細、重要事項説明の有無など不明瞭なまま進み、最終的に納得がいかない状況までいってキャンセル。キャンセルとなれば払ったお金はどうなるのかなど、借主側の精神的、金銭的負担が大きくなる場合があります。

借りる方、買う方は、不動産業者が説明してくれるはず、間違うことは無いと思い込んで、自分から質問したり不安や不明点があっても訊かない、説明を催促することなく、曖昧なまま進めてしまうことが多いです。あとになって「実は、こうだと思っていた」と「業者に騙された気分」となり、認識のずれが発覚します。
また、自分の予定や要望を、前もってしっかり伝えているようで伝わっていないことが多く、自分の都合を優先してもらえなければ、自然と、不信感を抱く結果になります。
これは、不動産業者に伝わっていないと、そもそも、業者のほうで便宜をはかれませんので、希望があるのであれば、遠慮せずに、臆することなく、毅然と、どのくらい大事で優先したい事項なのかを、伝わるように説明していく必要があると思います。だって、お金を払って借りる、買うのは、誰でもない、自分なのですよ。

不動産業者の皆さんは、借主の要望に応じられるか否か、きちんとその都度、ひとつひとつ、理由や根拠を説明していく姿勢が大事だと感じます。
目の前に居るお客様と、しっかり意志の疎通、連携がはかれているかを常に振り返ること。自分(自社)の都合も当然あるとは思いますが、借主が、何を希望していて、どこまで納得していて、何がわかっていないか、きちんと伝わっているか、勘違いされていないか、要所要所で、確認し、明確に明瞭にする。怠れば、自分や自社にクレームとなって返って来る可能性がありますし、その小さな積み重ねによって、信頼に繋がる、導かれる結果になるのですから、慎重に慎重を重ねても、まだ足りないくらいが調度良いと思います。
借りる方も、同じように、気になった時点で、早め早めに、率直に、不動産業者に確認する。意思表示することが重要でしょう。

人は間違うこともありますし、勘違いすることもあります。聞いているようで聞いていない、わかっているようでわかっていないことは多いです。お互い様な部分でもありますので、小さなうちに、早くその行き違いに気づいて、感情的に引きずらず、柔軟に、ではどうしていくのか、どういう方法があるのか、どこまでが許容範囲なのか、臨機応変に補正していく、その都度対処していく心がけが何より大切だと思います。

結局のところ、キャッチボールみたいなものと思えば、わかりやすいでしょうか。
お金を払ってお願いした以上、その業者を選んだのは、自分であるということです。相手がとってくれない、投げてくれない場合は、とれるようなボールを投げるか、近づくか遠ざかるか、こうして欲しいと要望を伝えて相手にも動いてもらう、ふたりが協力して改善していくことで、適切な状態を作り上げる努力をしていくしかありません。

もちろん、これは、業者がお客様を相手にする時も同様でしょう。こちらの言い分をきくのが当たり前と、ふんぞり返っていると、相手は間違いなく背を向け去っていきます。お客様の要望を訊いた上で、譲歩しあうことも時には最善に繋がります。

互いに気持ち良く、なすべき事(引越し&仕事)が出来るよう、相手任せにせず、自分もしっかりしようと自立した意識があれば、トラブルを未然に防げる第一歩になるのではないかなと思います。

【交渉の達人】やっぱり大手は安心か?

 どうも日本の場合、
  ●担当者(人)よりも、まず会社
 って考えちゃう人が多いんじゃないでしょうかね?

 でも、厳しい言い方をしますが、会社にはできる人、できない人がいます。
 そして、先週、お話ししたように、
  ●不動産屋さん = 担当者は、いわば弁護士のような立場で、
            間に入って、契約のリードをしてくれる立場
 ですから、良い担当者を選ぶことこそ、大切なのです。

 まぁ、先に会社を見てしまう…という点については、
 日本の会社の仕組み上、仕方ないなぁ…と感じる部分もあります。
 例えばアメリカの場合。
 たとえ会社であっても、担当者ひとりひとりが自営業者のような感じです。
 (もちろん、地域や契約体系にもよりますが…)

 つまり、彼らにとって「会社」は「所属する場」であって、
 同時に「会社のブランドで自分の宣伝をしてくれる場」であって、
 日本の社員さんのように「雇用される場」ではありません。

 ですから、会社から給料が支払われるのではなく、
 それどころか、自分が宣伝費や売れた場合のロイヤリティを会社に支払うような、
 「会社」は言わば弁護士の共同事務所的なものです。
 (なので、会社が雇うのは事務員さんであって、
  各物件の担当者(=エージェント)は、自らの力量で仕事をしていく形です)

 そのため、お客の側からしても、会社よりも担当者先にありき…というように、
  ●会社よりも、まず担当者(人)
 という発想になりやすいのです。

 というようなアメリカの話はともかく、
 大手であるから安心…というような発想は危険です。
 これは大手が悪いというのではなく、大手であればあるほど、
 色々な人が働いており、やはり、質の良し悪しがあるのは事実です。

 ですから、大手に依頼するのであれば、
  ●大手に相応しい担当者なのか否かを判断すること
 から、スタートするのが、失敗しないための方法です。

【交渉の達人】本当に何もしてもらってないの?

 今回の、
  http://fs.emaui.info/2007/03/post_9f44.html
 この投稿にある、
 「何もしてもらっていないのに仲介手数料は取られるものなのでしょうか?」
 には、大きな間違いがあります。
 確かに貸主(大家さん)のための宣伝や、現地案内などはしていません。
 しかし、相談者と貸主の契約の仲介こそ、一番大切な仕事です。

 これは賃貸に限らず、売買でも言えるのですが、
  ●不動産屋さん = お店であり、担当者はセールスマンである
 というイメージを抱いている方が多いんですが、
 本当は、
  ●不動産屋さん = 担当者は、いわば弁護士のような立場で、
            間に入って、契約のリードをしてくれる立場
 という感じです。

 ですから、今回の場合も、契約書を作成して、
 それに対する仲介事業者としての責任を取ることが、仕事になります。
 もし、仲介手数料を支払いたくないのであれば、
 契約書も当事者間で作成することになりますが、
 当然、貸主としては、面倒ですし、間にプロに入って欲しいので、
 借主が作成した契約書を持参しても、断られる可能性が高いでしょう。

 もし、相談者が探した事業者に比べて、手数料が割高であるのであれば、
 貸主に対して、
 「もし業者さんに間に入っていただくのであれば、
  少しでも安くやってくださる不動産屋さんを入れたいのだが、
  大家さんの指定くださった業者さんよりも、
  他の業者さんを通した方が安くなりそうです。
  それであれば、他の業者さんを通そうとも思うのですが、
  ただ、大家さんとのご関係もあるので、
  もし、その業者さんにあわせていただけるようなことがあれば、
  是非、大家さんのご指定の業者さんにしてみたいと思います」
 というように、交渉してみることも方法でしょう。

 しかし、貸主に対して、そのような相談もせず、
 貸主が紹介した業者に対して、相談者が直接、
 「お宅は高い。もっとまけてくれ!」
 みたいに言ったとしたら、相談者とその業者との関係は崩れるでしょうし、
 その業者から連絡が入れば、相談者と貸主との関係も崩れるかも知れません。

 ですから、貸主と直接交渉したのであれば、
 まず、貸主に対して、きちんと相談することこそ、大切です。

【交渉の達人】細かい人は嫌われる?

 もし、自分たち事業者の都合が悪くなることを「細かい」と考える業者さんなら、
 そんな事業者は敬遠すべきです。
 反面、
 「中古住宅を買って、ついていたエアコンのリモコンのボタンに、
  傷がついているから直せ!」
 など、過度(場合によっては無茶苦茶)とも思える要求を出すお客さんは、
 相手にしたくないわけですし、お客さんを選ぶ権利だって、あって当然です!

 でも、
  ●どこまでが細かいのか?
 って言われて、パッと思いつく方、どのくらいいます???
 難しいですよね。

 まず、
  ●理にかなっているか否か
 です。
 つまり、
  ●自分たち以外の誰かが客観的にみて「もっともだ」と思えるかどうか?
 で、一番分りやすいことは、「法律で認められる正しい主張」かどうか…ですね。
 理にかなっていない要求ばかりするような方は、敬遠されるでしょう。

 しかし、これも度を過ぎると敬遠されます。
 例えば、不動産屋さんから留守番電話が連絡が入っていて、
 自分で折り返し電話したとしますよね。
 で、後日、
 「そう言えば、あの時の折り返しの電話代の10円、払ってくださいね」
 と言うようなお客さんでしょうか!?!?
 不動産屋さんは、このこと自体よりも、
  ●このお客さんとかかわったら、
   こんな感じで、後々、細かい部分で、あれこれ要求されるんじゃないかな?
 な~んて思うでしょう。
 (でも、ボクがお世話になった、ある某不動産屋さんは、凄かったですよ。
  「電話代のご負担は申し訳無いので…」
  と、徹底的に、折り返しでかけてくれるんです。
  こっちは「そんな細かい部分まで、気遣ってくれるのか!?」と、
  ビックリ&凄く嬉しい気持ちになったので、
  細かさを「ウリ」にすることも、事業者の努力として必要ですね)

 まぁ、結局のところ、こういう判断は状況次第ですし、個人差もありますので、
 一概には言えないところだったりもします。
 結局は、相手のことを理解できる気持ちの有無になるのかも知れません?

【交渉の達人】仲介業者の変更について

 ネット時代の今、
 「あ、こっちの業者さんの方が良いかも?」
 という情報が入りやすくなっているため、ある意味、起りやすくなっています。

 しかし、上記の個別アドバイスでも案内してますが、
  ●すでに交渉を開始している場合、
   状況によっては、たとえ、他の事業者に変更したとしても、
   最初の事業者に対して、
   仲介手数料の支払い義務が発生する場合がある
 ということを、まず、
  http://fudosan.jp/cgi-bin/soudan/wforum.cgi?mode=allread&no=3898
  http://fudosan.jp/cgi-bin/soudan/wforum.cgi?mode=allread&no=4881
 などから、きちんと理解しておくことが大切です。

 皆さんは、「信義則」って言葉はご存知ですか?
 Yahoo!辞書( http://dic.yahoo.co.jp/ )で検索しますと、
  http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?dtype=2&p=%BF%AE%B5%C1%C2%A7
 のページに、
 「しんぎ‐そく【信義則】
  社会共同生活において、権利の行使や義務の履行は、互いに相手の信頼や期待を
  裏切らないように誠実に行わなければならないとする法理。信義誠実」
 と、表示されます。

 確かに、うちの相談センターでは、
  ●信頼できる事業者を選ぶことこそ大切
 という風にお伝えしていますから、
 事業者選びに対して、慎重になる姿勢は評価できます。
 しかし、信頼関係って、双方で築いていくものです。

 業者だけではなく、貴方自身が誠実でなければ、信頼関係は築けません。
 もし、他の事業者を比較しているのであれば、
 そのことを隠さずに、正直に伝えることが何よりも大切です。
 信頼できる事業者を探すためには、貴方自身の誠実さが不可欠です。

【交渉の達人】誰でもできます

 これからの季節、新生活のスタートにともなう退去&入居が活発になり、
 当然、トラブルも多くなってきます。

 そんな皆さんに声を大にして言いたいのは、
 やっぱり、
  ●信頼できる業者さんを探しましょう!
 ということなんですよね。

 この相談者さんは、
 「他の業者がどんな感じなのかも分からないので」
 なんて言ってます。
 確かに「初めてでわからない!」という方も多いかも知れません。
 でも、初めてだからこそ、努力しないといけない部分もあるんですよね。

 じゃあ、どんな努力をすればよいのかと言えば、
  ●なるべく多くの業者さんに聞いてみること
 なんです。
 そしてその時に、
 「初めてだから、よく分らないんで、
  今、勉強しながら、あちこちの業者さんを回ってるんです」
 と、正直に言ってしまうことが大事なんですよね。

 そして、ここからが重要なポイント。
 こう言った時に、その業者さんの態度や言葉遣いです。
 最初は分からなくても、色々と回っていけば、
 その違いが分ってくると思います。
 そして、貴方自身が、
 「あれ、ここって、クチばっかりだよね」
 「とっても親切そうな業者さんだ」
 な~んて、判断できるようになってくるんです。

 ただ、一つだけ注意してください。
 それは、
 「今、すぐ契約してください!」
 というように、物件で選んでしまわないようにすることです。
 本当に、良い物件なのかも知れませんが、
 初めての人には、その物件の良し悪しを見抜けるほどの経験がありません。

 でも、貴方には、業者さんを見抜く力(経験)はあるんです。
 お分かりですか?
 これって、別に不動産に限ったことじゃないんですよ。
 レストランや普通のお店でも、
 「もう一度、行ってみたい」
 と思うところや、
 「二度と行きたくない!」
 って思うところ、ありますよね?
 それと一緒なんです。
 だから、良い業者さんを選んでおけば、
 たとえ初心者であっても、良い物件にめぐり合える…というお話しでした。

 な~んて、本題の相談から脱線しちゃいましたが、大家さんの場合も一緒です。
 信頼できる不動産屋さんにお願いすれば、
 ちゃんと、信頼できる借主さんを手配してくれますし、
 万一、将来的にトラブルになっても、
 きちんと間に入って、仲裁してくれますからね!

【交渉の達人】豪華設備に要注意

 例えば、
  http://fs.emaui.info/2007/01/post_2a85.html
 です。

 今回の相談は「中古で契約を決めたマンションの修繕積立の問題」ですが、
 実は、新築、中古を問わず、
 今、マンションを持っている人も、これから買おうとしている人にとっても、
 とっても大切な問題です。

 最近は、マンションを買う場合、
 防犯性や付帯設備の充実度、駐車場なども判断材料のひとつですよね。
 確かにしっかりしているに越したことはありませんし、魅力的です。
 でも、これは「タダでついてくるオマケ」ではなく、
 皆さんの部屋の価格に含まれてます。
 …と書くと、
 「そんなの、あったりまえじゃん!」
 なんて思う人も多いと思いますが、
 「誰が維持していくの?」
 という部分を、買う時から考えている人は、どのくらいいますか!?!?

 つまり、エレベーターも、防犯カメラなども、
 日ごろのメンテナンスや、故障時の修理や交換などをする場合には、
 マンションを買った人全体で維持していかなければなりません。
 ですから、設備が豪華であればあるほど、マンションの戸数が少ないほど、
 一戸あたりの負担が大きくなります。

 この計画を立てていくのは、マンションの所有者で作る管理組合です。
 (うちのマンションは「管理会社」がやっている…なんて思ってらっしゃる人、
  それは、管理組合が業務委託していて、当然、その分の費用は、
  管理費で徴収されています)
 ところが、現実問題として、所有者の多くは、
 「管理組合の理事にはなりたくない」
 「会合に出るのは面倒だ」
 ということで、参加することに対して、とにかく消極的です。

 その結果、どういうことが起るのかと言えば、
 今回の相談のような、
  ●財政破綻をしているマンション
 になってしまうのです。
 そして、
 「通路の蛍光灯が切れているけど、お金が無いから、そのまま」
 「エントランスのドアのガラスが割れているけど、お金が無いから、そのまま」
 な~んて、ゴーストマンションに!(恐怖)

 マンションは、自分の部屋だけが資産ではありません。
 みんなで使う部分も含めて「自分たちの資産」なのです。
 買った人も、これから買う人も、自分たちの資産を守るためにも、
 積極的に管理組合に参加されることを、強くお奨めします。

【交渉の達人】旦那さんが頑張らないと!

 今回、お伝えするのは、ノウハウというよりも、気構え…でしょうか?
 例えば、
  http://fs.emaui.info/2007/01/post_c0e3.html
 です。

 こちらのシナモンさんは、以前、
  http://fudosan.jp/cgi-bin/soudan/wforum.cgi?mode=allread&no=5165
 で、公開のアドバイスを受けられた方なのですが、
 残念ながら、良い状況になっていないための再相談でした。

 どうすれば良いのか…という部分で、一番大切な部分は、
  ●本当の意味で「私たち」で動く
 ということなんです。

 つまり、今回の相談では、
 「主人曰く、とにかく今まで放っておいたお詫びと全ての責任は工務店に
  あるという念書を先ず書いて貰えと立腹です」
 とのことですが、この一文、そして、投稿者が奥さんであることから、
  ●旦那さんよりも奥さんが動いている状況
 だと思います。

 しかし、旦那さんが奥さんに指図して動いてもらう状況は、
 交渉が上手く進まなくなるケースが多いのです。
 男女平等と言われ、女性が積極的に社会進出するようになってから、
 随分と久しいですが、現実的には、未だに女性は甘くみられる傾向があります。
 ですから、問題の解決には、
 腹を立てて奥さんに工務店への対応を要求するのではなく、
 旦那さん自らが積極的に動く必要があります。

 自分たちの資産を守るための行動ですから、
 旦那さんにとっても、仕事と同等か、それ以上に重要なものです。
 どうしても仕事が忙しいのであれば、
 サポートしてくれるような専門家に依頼などをする方法もあるでしょう。

 こういう状況は、今回のシナモンさんだけではなく、
 ご夫婦の不動産トラブルを奥さんが投稿してくる際に多く見受けられます。
 ですから、もし、奥さんが一人で行き詰まっているのなら、
 まず、ご主人ときちんと話し合うことを、最優先させるべきです。
 それができないのなら、うちではなく、みのもんたさんに相談…でしょうか!?

【交渉の達人】雨降って地固めろ!?

 施工ミスについて( http://fs.emaui.info/2007/01/post_3a9a.html )
 相談者は、
 「取替えのクレームを上げるのは簡単なこと」
 って言ってますけど、こういう場合に大事なのは、
  ●トラブルを良い方向にもっていくこと
 なんですよね。

 新築ということですから、自分の決めたサイディングが、
 どうしても譲れないのであれば、やり直しを基本とした交渉になるでしょうが、
 今のサイディングでも良いのであれば、
  ●やり直しよりも、自分にとっても、相手にとっても、
   メリットのあることは無いのか?
 という観点で考えてみると、やり直しよりも「トク」になる場合もあるんですよね。

 と言えば、
 「あ、その分、安くしてもらうのか?」
 と、ピンときた方も多いでしょう。

 もちろん、基本はその通りですが、
 今年はイノシシ年で「猪突猛進」なんて盛んに言われてますけど、
 猛進してても、臨機応変に状況判断することこそ、大切です。
 つまり、
  ●安くしてもらうことにも、色々な選択肢がある
 という部分が一番重要なんです。

 すでに金額が決っているわけですし、
 「ペナルティ」のように安くさせたりすると、
 最悪、職人さんの日当やらが削られたりして、
 家のクオリティが下がりかねないと思うんですよ。
 そこで、
  ●金額はそのまま、安くしてもらう分で「××」をお願いする
 という発想が大切になってきます。

 例えば、
 「やり直すのは大変でしょ?
  だったら、その分、安くしてもらっても良いけど、安くするのも大変でしょ?
  じゃあさ、例えばね、他の現場とかで余ってる床暖房とか、照明とか、
  何か、うちの家をアップグレードできるようなものを、追加してくれない?
  金額はそのままで構わないから…」
 なんて感じで、聞いてみると良いと思うんですよね。

 もちろん、追加されるものが金額相応でないと思った場合などは、
  ●やり直し
  ●やり直さずに値下げ
 などになるかも知れませんが、
 最初から、それだけに固執するのではなく、
  ●金額以上のものが追加される可能性
 を広げておくことが大切です。

 こんな感じで、相手のミスを責めて、関係をギクシャクさせるのではなく、
 「お互いの問題」として、一緒に解決策を考えていく姿勢を、
 皆さんも考えていくと良いと思います。